WIMAXのメリットとデメリット
WiMAXでインターネット接続を行なう場合、他の方法と比べてどのようなメリット・デメリットがあるのでしょう。
ここでは、最近の主流となっている「モバイルWiMAX」を導入する場合を想定して、ご案内します。
メリット1:回線工事が不要
現在、家庭のインターネット回線で主流となっている光やADSLといった有線回線は、新規利用の際には回線敷設工事が必要です。
また、転居の際には転居先が工事済みでなければ、さらに費用を負担して回線を敷設しなければなりません。
WiMAXは、モバイル機器に内臓されている通信装置(無ければ別途準備可能)によって、基地局アンテナと無線で通信を行います。無線なのでケーブル敷設は不要です。
メリット2:モバイルWiMAXなら、出先でも手軽で快適に接続できる
無線LANの「Wi-Fi」では、モバイル機器とWi-Fi中継装置が無線で通信します。Wi-Fi中継装置の対応エリアは狭いので、街中ではWi-Fiの使える店やフリースポットを探す必要がありました。
一方モバイルWiMAXの場合、WiMAX専用の小型通信装置(モバイル機器に内臓されている場合もある)を使いますので、店やフリースポットを探す必要はありません。
WiMAXのカバーエリア内であれば、基本的にどこでも利用可能です。しかも高速通信なので動画再生なども大変スムーズです。
デメリット1:対応エリアがまだ普及していない
モバイルWiMAXは、まだまだ新しい方式のため、対応エリアが限定されています。
自宅がエリア内であれば、自宅でモバイルWiMAXを利用することはできますが、外出先がエリア外の場合には、外出先で利用することはできません。
また、転居などがある場合、転居先がエリア内かどうかが問題となります。
デメリット2:無線の受信状態に左右される
建物の構造や材質によっては、無線通信が難しい場合があります。
WiMAXの対応エリア内なのに接続できない…といったケースもありますので、100%接続できるものではないことを了解しておく必要があります。
デメリット3:速度制限がある
WIMAXのプランには月間無制限のUQフラットツープラスギガ放題と、月間7GBの制限があるUQフラットツープラスがあります。
ギガ放題は月間無制限なので月で見ると速度制限はありませんが、どちらのプランも直近3日間で3GB以上のデータ通信量を使用すると速度制限にかかってしまいます。
そのためヘビーユーザーや、オンラインゲームをする人、WIMAX一本化を考えている人には不向きです。
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